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2013.06.03 企業の活動冊子『教育応援』コンテンツ参加者・学校募集教員研修

【会場変更】『教育応援VOL.18』ゆめちから200%プロジェクト 2013年度参加校募集開始!

自給率200%プロジェクト〜自分と自分以外のもうひとり〜
「ゆめちから」栽培研究プログラム2013年度参加校募集!
主催:敷島製パン株式会社/企画:株式会社リバネス

日本のパン用小麦の自給率は3%、日本の温暖湿潤な気候ではパンに使われる強力小麦は育てるのが難しく、そのほとんどを輸入に頼っています。しかし国産小麦「ゆめちから」は、日本の気候でも育てることができる国産の超強力小麦として当時、北海道農業研究センターに在席していた西尾善太博士らによって開発され、小麦栽培に適した北海道を中心に栽培が始まっています。この「ゆめちから」を本州の学校でもプランターで栽培できる方法が開発されれば、学校が食料基地になるかもしれません。
2012年秋、高校生らの手によって小麦栽培研究がスタートしました。研究のポイントは肥料の与え方(施肥方法)です。「ゆめちから」は一般の強力粉よりさらに高いグルテン含有量をもつ超強力小麦の品種です。グルテンは粘りや弾力のもとであり、パンを膨らませ、維持するために不可欠な物質ですが、施肥方法によってはその含量が低くなってしまいます。研究校では、どんなタイミングでどの程度肥料を与えれば高収量、高品質のゆめちからが収穫できるのか仮説を立て、1年半の研究を行っています。

mission1年目参加校
千葉県立沼南高等学校 森下洋行 先生

私が科学部の顧問となって2年目、長期間を通しての研究体験をさせてあげたいと思っていたとき「ゆめちから」栽培研究プログラムを知りました。「本当に小麦を育て上げることができるのか?部員たちはしっかりと観察、研究を行えるのか?年度をまたぎ1年近く続く研究活動は続けられるのか?」と不安はありましたが、これまで誰も行っていない、学校の中での「ゆめちから」栽培研究を行うことが生徒の刺激になると考え、部員と相談した上で参加を決めました。
昨年の10月16日、栽培研究教室でリバネスのサポートのもと生徒が自分たちで研究用の肥料計画を立て、それに基づいた栽培研究がスタートしました。そこから8か月が過ぎましたが、生徒は楽しみながら観察を行い、HPのブログへのアップロードもしています。それだけでなく、途中で起きた病気や害虫の発生といったトラブルも、積極的に自分たちで調査し、農家の方に聞くなどして進めており、彼らの成長を感じています。これから、収穫し研究をまとめていく段階に入ります。レポート作成などの経験があまりない生徒たちですが、さらなる成長の場になると期待しています。

無料教員研修会 ※研究校として参加を希望される先生は本研修会に必ずご参加ください。授業でできる栽培研究〜「ゆめちから」栽培研究に挑戦〜
日  時 :2013年7月13日(土) 14:00 ~ 17:00(予定)
対  象 :中学校もしくは高等学校の教員20名
場  所 :※大変申し訳ございませんが、府立園芸高校から会場変更となりました。宣真高校(〒563-0038 大阪府池田市荘園2丁目3−12)
申  込 :教育応援冊子巻末ページのFAX申込用紙に必要事項をご記入の上送信ください。
またはこちらの申し込みフォームからお願いします。
締  切:2013年7月9日(火)
mission2年目 研究校募集開始!第2期のmission参加校として、2013年度は関西・中部地区を中心とした中学校・高等学校3校を募集します。1年目の研究結果をもとに、敷島製パン株式会社のスタッフ、リバネスの研究員とともに研究を進めていきます。興味のある先生は巻末FAXにてご連絡下さい。詳細資料お送りします。
研究期間 :2013年10月~ 2014年9月
内  容 :パン作り教室及び任命式、栽培研究教室、工場見学、自給率について考えるワークショップ、研究報告会等
設備条件 :90cm×45cmのプランターを最低7個おけるスペース
参 加 費 :無料(交通費はご負担いただきます。)