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地域の未来づくりに挑む 高校生・高専生研究者たち 東北バイオ教育プロジェクト Produced by 協和発酵キリン株式会社

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地域の未来づくりに挑む 高校生・高専生研究者たち

東北バイオ教育プロジェクト Produced by 協和発酵キリン株式会社

今から3年前に発生した東日本大震災は、今なお被災地域に深い傷跡を残しています。その一方で、人々の絆や地域社会の在り方など様々な物事を見直すきっかけが生まれ、これからの日本の指針となるような新しい取り組みが東北の地から発信されています。高校生・高専生が、その地域の課題解決に本気でチャレンジする「東北バイオ教育プロジェクト」もそうした取り組みの1つです。

復興を担うリーダーを育てたい

東日本大震災により校舎が被災して科学実験を満足に行えない学校が多くありました。そのような中で、実験機材の提供だけでなく、研究計画立案から日々の実験、そして成果発表まで、すべての研究過程をサポートする「東北バイオ教育プロジェクト」がバイオ医薬のリーディングカンパニーである協和発酵キリン株式会社によって2012年に開始されました。プロジェクトの大きな目的は2つ。次世代のリーダーの育成と支援校が自立的に研究を継続できる体制を構築することです。ここでいうリーダーとは、科学研究を牽引していく人材のことだけではありません。未知の課題に挑戦する研究活動を通じて、新しい事業に臆することなく挑戦し、未曾有の大災害に襲われた地域を発展に導く復興のリーダーが生まれることを願っているのです。

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地域密着型の課題研究が生徒を変えた

本プロジェクトには、岩手県、宮城県、福島県にある6 つの高等学校・高等専門学校が参加しています。学校によって今までの研究経験も違えば、分子生物学的な微生物解析から植物工場まで、掲げた研究課題も様々です。しかし、生徒自身が研究を通じて地域の課題解決に挑戦する点が共通しています。「みなさんもぜひ、研究に参加して高田に貢献してください」。研究を引き継ぐ後輩に向けてメッセージを送ったのは、バイオ燃料生産藻の探索をテーマに掲げる岩手県立高田高等学校の生徒でした。2年間のプロジェクトを通じて見えてきたことは、地元密着型の研究課題に生徒自身が取組むことで、仮説と検証をくりかえす科学的な課題解決法が身につくだけではなく、さらに多くのものを生徒にもたらすということでした。それは、身近なテーマであるため研究が“自分ごと”になること、研究活動を通じて地域がもつ可能性や未来に目を向けることができること、そして、自分が地元の未来に貢献することができるのだという自信です。参加校の1つである福島県立新地高等学校の生徒は「原発事故の影響が残る地元農業の復興のために研究を役立てたい」と目を輝かせて語ってくれました。

教育現場から地域のリーダーを生み出すために

生徒の変化を間近でみてきた宮城県水産高等学校の油谷弘毅先生は「研究活動を通じて考えることや不思議に思うことが身についてきました。この経験をした生徒たちが近い将来、地元で商品開発を手がけるような地域産業に貢献できる人材になってほしいと考えています」と話してくれました。こうしたリーダー人材の育成が求められるのは東北に限ったことではありません。地域の衰退に悩む多くの市町村にとって、新しい事業に挑戦することができる人材の育成は共通の課題です。今年の3月23日には、東北バイオ教育プロジェクトの参加校6校が一堂に会し、成果報告会が行われます。地域を牽引していくような人材を教育現場で生み出していくために、どのようなアプローチがあるのか。そのヒントが成果報告会で見つかるかもしれません。

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東北バイオ教育プロジェクトの研究成果報告会を開催します!

プロジェクトに参加した全6校の生徒たちが2年間の研究成果を報告します。地域に密着した課題をテーマに据え、地域の未来を切り開くため、本気で研究活動に取り組んだ生徒達の様子をぜひご覧ください。

【日 時】2014年3月23日(日)13時~17時 

【場 所】仙台サンプラザホテル

【内 容】東北バイオ教育プロジェクト研究成果報告会

1、基調講演

入院患者に向けた癒しロボット「OriHIME」で注目を集める株式会社オリィ研究所代表の吉藤健太郎さんが基調講演を行います。

2、口頭発表

プロジェクト参加校生徒による成果報告を行います。また、研究にあたって様々なアドバイスをいただいた、各校の連携研究者から講評をいただきます。

<プロジェクト参加校>

岩手県立高田高等学校「津波被災土壌および海水からの新規バイオ燃料生産藻の探索」

宮城県水産高等学校「魚醤の高温発酵過程における微生物叢遷移の解析」

福島県立新地高等学校「環境制御型農業における育成培地の研究」

一関工業高等専門学校「多糖バイオマスの酵素分解を促進する因子の解析とその応用」

宮城県仙台第二高等学校「河川の自然浄化に関する研究」

福島県立会津学鳳高等学校「会津地方におけるミミズを活用した、食品廃棄物からのオリジナル

堆肥作成の研究」

お申込み・イベント詳細はウエブページをご覧ください。http://tohoku.ld-pj.net

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