【教員研修参加者募集】「ゆめちから」栽培研究プログラム 第三期 参加校募集(vol.22)
「ゆめちから」栽培研究プログラムとは?
中高生と敷島製パン株式会社(Pasco)とリバネスが一緒になって学校内に設置したプランターでゆめちからを育てながら、小麦の生態や生育環境、各地域における最適な栽培法について研究するプログラムです。日本のパン用小麦の自給率は3%。パンに使う強力小麦は冷涼で乾燥した場所での栽培が盛んで、日本の気候に適さず栽培が難しいとされてきました。北海道農業研究センターで生まれたゆめちからは日本でも栽培が可能な超強力の小麦として期待を集める特別な品種です。「ゆめちから」栽培研究プログラムは、中高生にとって、作物の栽培方法を研究するとともに、世界の「食」について考えるきっかけとなることも目指しています。今年も第三期の参加校の募集を行います。
プログラムスケジュール
「ゆめちから」栽培研究プログラムの3つの特徴
1 長期間協力して行う研究
栽培は10月に始まり、翌年の6月ごろまで長期間続くため、チームの協力が欠かせません。
2 「食」につながる研究
播種から始まり、収穫、パン作りまで行うことで、「食」のあり方について考えるきっかけも提供します。参加する学校が揃って世界の「食」についてグループディスカッションするイベントも実施します。
3 学校・学年を越えてつづく研究
これまでの参加校や様々な研究者の研究成果をベースに新しい計画を立て、研究を行います。最後には自分たちの成果もまとめることで次の研究に引き継いでいきます。
栽培研究に参加するには
第三期は、Pascoの本社もある中部地区でで参加いただけるプログラム参加校と全国各地で参加いただける栽培研究参加校を募集します。
プログラム参加校
規定のプランター内でゆめちからの特性である超強力性を引き出すために、最適な施肥時期や量を検討する栽培研究を行います。任命式や播種式等のイベントにもご参加いただきます。研究に必要な機材もご提供します。イベント参加の際の交通費はご負担いただきます。
栽培研究参加校
これまでの規定にかかわらず各校の自由な発想で研究をして頂けます。実際に集まってのイベントはありませんが、ゆめちから種子および各種資料のご提供、Webでの情報共有やミッションは同様にご参加いただきます。費用をご負担いただき、製粉することも可能です。
第三期参加校募集
ゆめちから栽培研究プログラム第三期のプログラム参加校と栽培研究参加校を募集します。プログラム参加校はこれまでの二期の中間地点となる中部地区中心の中学校・高等学校3校、栽培研究参加校は全国から募集します。これまでの二期分の研究成果を参考に、Pascoのスタッフ、リバネスの研究員とともに研究を進めていきます。ご興味のある先生は巻末FAXにてご連絡下さい。
研究期間:2014 年10 月〜2015 年12 月
内 容: 超強力小麦ゆめちからの栽培研究。プログラム参加校は任命式、播種教室、工場見学、発表会への参加必須。
設備条件:プログラム参加校は90㎝× 45㎝のプランターを最低7 個おけるスペース。栽培研究参加校は独自で栽培できる環境。
申 込:こちらの申込みフォームからお申込み下さい
無料教員研修会
プログラム参加校として参加を希望される先生は必ずご参加下さい。
授業でできる栽培研究〜「ゆめちから」栽培研究に挑戦〜
日 時:7 月13 日(日)14:00 〜17:00(予定)
対 象:中学校もしくは高等学校の教員20 名
内 容 :「ゆめちから」という品種について、これまでの「ゆめちから」栽培研究プログラムについて、授業でできる小麦グルテン抽出実験
場 所:Pasco 本社テクノコア 〒461-8721 名古屋市東区白壁五丁目3 番地
申 込:こちらの申込みフォームからお申込み下さい
締 切:2014 年6 月30 日(月)