新着情報

2014.06.02 企業の活動参加者・学校募集教員研修

「ビクセン天文部 応援中!」NEWS!(vol.22)

初心者天文部が観望会を開くまで Vol.3 

前回までの成果を活かし、ビクセン天文部の4校は観望会と発表会を行いました。初心者天文部がわずか8ヶ月間で観望会を開くまでには多くの挑戦がありました。挑戦を乗り越えた経験は参加した生徒達や部活動の成長のきっかけとなるでしょう。部員数や観測機器などに違いのある4校の活動内容をモデルケースとして、ぜひ全国の先生、生徒の皆様にも星空の 感 動を味わってもらえればと思います 。

最優秀賞 東京都立白鷗高等学校 天文部 「星マスターになろう」

 

 

白鴎高校

星マスターカード

どんな観望会

星座、木星、月などたくさんの天体を観察 します。見ることができたらその星のカードがもらえます。カードの枚数に応じてもらえる星マスターの称号が異なります。

悩んだところ

テーマを決めてからどのように具体化させるか企画の際の論点になっていました。星マスターって何?どうやったらなれるの?ということをメンバーでディスカッションし、「たくさん星を見て、見た証を集めること」 にたどり着きました。

工夫したところ

実際に星空を見てもらいたいという想いから、学校にある7台の望遠鏡 をすべて使いました。そのためには、みんなが望遠鏡を使いこなせる必要があります。事前に望遠鏡の操作ができるように特訓しました。

参加者の感想

星マスターカードなど子どもが喜ぶお土産に感動しました。楽しく星の勉強をさせてもらいました。また来て星マスターレジェンドになりたいです。発

表会審査員からのコメント

テーマをうまく具体化して、オリジナルの観望会を作るために努力でき からのコメント ているところが良かったです。次回は100%自分達で運営できるようにがんばってください。

 

参加校の観望会

東京成徳大学中学校・高等学校 天文部

成徳中高

テーマ 月と木星の観測

どんな内容

中学生から高校生まで多くの人数がいる という特徴を活かして多くの展示や体験 活動を行い参加者とふれあいました。

発表会審査員からのコメント

多くの部員をまとめることはとても大変だったと思います。国立天文台で勉強した展示を取り入れるなどプログラムを活かしてくれていました。次回はオリジナルの企画作りにも挑戦してみてください。

 

草加市立川柳中学校 科学部

川柳中

テーマ 月と木星を見よう!

どんな内容

望遠鏡での観察と月の満ち欠けがわかるアイテム作り、クイズなどを行いました。小学生と年齢が近くアットホームな会でした。

発表会審査員からのコメント

中学生での参加で非常に挑戦が多かったと思います。それでも観望会を開くことができ、次の観望会についても話が出てきており、今後の活躍に期待しています。

 

東京都立雪谷高等学校 天文同好会

雪谷高校

テーマ 冬の夜空を見上げよう!

どんな内容

生徒会と協力し、プラネタリウムと太陽系に関する小話、月球儀のペーパークラフト作成、 望遠鏡を使った木星、月の観察をしました。

発表会審査員からのコメント

同好会のメンバーは2人しかいませんが、イベント運営の実績がある生徒会と役割分担を行い、結果30人のお客さんを満足させられたことがすごいと思います。今度は別の部活動とコラボレーションしてもおもしろいかもしれません。