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【教育応援企業の思い】世界に羽ばたく研究者を育成する、 最先端が詰まったラボ体験(vol.24)

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世界に羽ばたく研究者を育成する、

最先端が詰まったラボ体験

サーモフィッシャーサイエンティフィック

ライフテクノロジーズジャパン株式会社

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平賀恒男さん マーケティング部

押野太智さん・白神 博さん テクニカルサポート部

科学サービス企業サーモフィッシャーサイエンティフィックの一員である、ライフテクノロジーズジャパン株式会社では、未来の科学者育成を目指し、高校生向け実験教室を実施している。注目を集める「iPS細胞」を題材にした魅力的なプログラムが誕生した背景にはどんな思いがあったのだろうか。

 

本物のラボを舞台に

高校生向け幹細胞実験教室は3 年前、世界の細胞培養研究を支える同社 のGibco®ブランドが50周年を迎えたこ とをきっかけに始まった。科学の発展を 支える企業として、研究者を志す次世代 が最先端の科学を体感できる教育プログラム開発に取り組んだ。 高校生はどんな企画なら興味を持っ てくれるだろう?舞台に選ばれたのは、 三田オフィス内の250㎡に及ぶ同社ラボ。最新の研究機器・試薬を揃えたこの 高機能ラボには、新しい技術に触れ、研 究スキルを習得するために毎年400人 以上もの研究関係者が訪れる。このラボ でプロの研究者の世界を体験してもら おうと、実験テーマには、Gibco®の主 力分野であり、話題性も高い「幹細胞」 が選ばれた。

若き研究者たちの情熱

志を持つ生徒であれば平等に参加機 会が得られるようにと、実施時期は夏休みとした。日本全国から集まった応募者 の数とその熱意は予想を大きく上回っ た。応募書類を通じて伝わる将来にかけ る真摯な想いや研究にかける情熱を目 にできただけでも、企画して良かったと 社員たちは感じたという。 参加者からの感想も非常に前向きで、 社員自身の学びも大きかったため、本企 画の継続が決定。3年目となる2014年は、幹細胞の中でも注目度が高い「iPS 細胞」をテーマに、より本物の研究現場 に近い体験の提供を目指した。当日は、 細胞培養の基本操作を実践し、最新の 蛍光顕微鏡EVOS®シリーズを使って iPS細胞の観察を行った。モニター画面 に映る生きた細胞の様子に生徒たちは 驚嘆の声を上げ、生の感動を共有した。 ここで生まれた未来の研究者たちの交 流は実験教室後も続いている。

末来を変える体験を届ける

「iPS細胞や幹細胞のこと、どこまで理解 しているのだろう?」普段はプロの研究 者向けの研修を取りまとめる白神さん は、実際の高校生像が想定と乖離して いないか不安も大きかったと話す。「本 質を外さずに、わかりやすく伝えるため にはどうすればいいか」。高校生とはい え、相手は真剣に将来を見据える研究 者の卵。実験を楽しむだけでなく、科学 や研究の本質を正しく理解してもらえる ようにと企画を練った。「研究者向けの 内容を高校生向けに作り直すのは大変 でしたが、生徒たちが感動しながら実験 に取り組んでいる姿を見て努力が報わ れました」と話してくれたのは、今回の実 験系開発に注力した押野さんだ。

3年間で、この企画に参加した高校生 はのべ36人。理学系に進学して研究者 への一歩を踏みだした生徒もいる。 「ノーベル賞を取るような研究者が卒業 生から生まれて、研究者になるきっかけ はこの企画だったと振り返ってもらえた らうれしいですね」。本企画を立ち上げたメンバーの平賀さんがひそかな夢を 語ってくれた。本物のラボ、最先端の機器、憧れの研究の世界に足を踏み入れ た参加者にとって、この2日間は忘れら れない夏の思い出になったはずだ。本気の情熱を持つ生徒に、他では提供でき ない本物の研究体験を届ける。この取り 組みが、いつか世界を変える発見を生み出すのかもしれない。

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本物のiPS細胞を観察!

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