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2014.12.02 冊子『教育応援』コンテンツ

リバネス科学部ラボ通信 科学部メンバーの挑戦!

リバネス科学部 ラボ通信 vol.5

昨年より活動を開始したリバネス科学部。まだメンバーは少ないですが、毎週日曜日、飯田橋にあるリバネスの研究所に集まって研究を進めています。基本的な実験操作からトレーニングを積み、メンバーそれぞれの「自分のやりたい研究」が実現できるように、必要になる実験スキルや基礎知識の習得、研究計画の立て方などをディスカッションしながら学んでいます。今回は、成長著しいメンバーの挑戦を皆様にもご紹介したいと思います。

科学部設立1周年。

科学部メンバーの挑戦を密着取材!

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科学部員#1 片野くん

リバネス科学部の記念すべき最初のメン バー。初代部長をつとめる現役高校生です。

僕だって研究したい !どうして高校生は研究できないんだ…?

中学生の頃、オジギソウの研究発表で賞をもらった経験があり研究が大好きな片野くん。ところが高校に入ると科学系の部活動はあまり盛んではなく、予算もほとんどなし。研究発表会 に参加することさえ難しい状況なのだそうです。 なんとかして研究する場所を探せないかと彼がとった行動は、大学や企業の研究者に向け た直接メール攻撃 ! そのうちの一つがリバネスでした。そしてすぐさま面談へ。

リバネスでの面談を経て、記念すべき科学部員第1号に ! 念 願の研究活動をスタートしました ! 最初はマイクロピペットを持つ のもはじめてで、ラボに入っただけで興奮していましたが、最近 では一人でPCR実験をテキパキ進めています。単純なスキルだ けでなく、実験操作の意味や目的を少しずつ理解して「次はどんな実験をするべきか?」と自分で考えるようになりました。

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そして、さらなる挑戦の舞台へ

「研究したくてたまらない高校生がここにいるということを知ってほしい」「中高生から研究に取り組むこ とが当たり前の世界を作りたい」と、一緒に動いてくれる仲間を探すため、彼はTEDxKids@Chiyoda 2014への参加を決意しました。TEDxKidsは8才〜18才までのプレゼンターが未来をつくるアイディア を発信する場所です。厳しい選考を見事突破し、11月末日のプレゼンテーションに臨みます。

サイエンスキャッスル in TOKYOにも参加します

科学部メンバーもこれまでの活動内容をまとめ、サイエンスキャッスルで発表します。他の 中高生研究者たちの発表を聞いて学べること、そしてたくさんの仲間たちと出会えることを楽 しみにしているようです。彼らの活動の成果をぜひ見に来て下さい !

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先生方のまわりにも、彼のような研究好きの中高生がいませんか?

やる気はあるのに、いっしょに動く仲間がいない。やりたい研究テーマがあるのに、設備が足りない。

そんなときこそ、リバネス科学部をご活用ください。もっと挑戦させたいポテンシャルを秘めた生徒がいましたら、科学部特別講座またはサイエンスキャッスルへの参加をご案内ください !

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*自分自身の細胞からDNAを取り出してPCR実験に挑戦します!

**リバネス科学部とは?**

科学は好きだけど、自分だけではなかなか研究を始めるのが難しい。学校の部活動をもっと盛り上げる新しいテーマを探したい。リバネス科学部では、そんな想いをもつ中高生とリバネス研究員が一緒になって新しい研究に挑戦します。