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2021.08.15 Girls’ Rocketry Challenge

モデルロケットを用いた教育プログラム、6年目の進化!

Girls' Rocketry Challengeとは

理工系に興味がある女子中高生を対象に、火薬で打ち上げるモデルロケット作りにチームを組んで挑戦するプログラムです。2016年から、日本モデルロケット協会を主催とし、アメリカのLockheed Martin Corporationが協力、千葉工業大学が指導協力、リバネスが企画と事務局を担当して実施しています。モデルロケット開発は、アメリカのSTEM(科学・技術・工学・数学)教育において広く取り入れられているプログラムで、日頃学んでいる物理や数学などを活用して実践でき、かつ高い安全性も証明されています。

 

モデルロケットとは

モデルロケットは、火薬エンジンを使用して時速約180kmで大空高く打ち上がる模型ロケットです。世界では50年以上の歴史があり、これまで5億回を超える打ち上げで無事故です。火薬エンジン以外は自由に作ることが可能で、安全な宇宙教育教材として世界的に親しまれています。日本では、モデルロケット協会が発行するライセンスを取得することで、誰でも打ち上げることが可能です。国内大会と、アメリカ、イギリス、フランス、日本の4カ国が参加する世界大会も開催されています。

 

過去の参加学校

2016年の実施からいままで、合計12の学校からチームが参加しました。過去に参加した学校のなかでは、プログラム終了後も開発を続け、全国大会でまたみんなが再会したりとコミュニティーができてきています。

年度 参加学校
2016年 かえつ有明中学校、恵泉女学園中学・高等学校、山脇学園中学校・高等学校
2017年 岩瀬日本大学高等学校、群馬県立高崎女子高等学校、静岡雙葉高等学校・中学校
2018年 岡山県立玉野高等学校、仙台白百合学園高等学校、千葉県立佐倉高等学校
2019年 静岡市立高校、麗澤瑞浪高等学校、東京都立国分寺高等学校

 

Girls' Rocketry Challengeプログラムの流れ

5月の任命式では、モデルロケット講習を受け、自ら作ったロケットを飛ばして4級ラインセンスを取得します。その後、全国大会を見学し、出場チームがどんな機体を飛ばしているのか学ぶことから開発をスタートします。ロケット開発期間は約4ヶ月。チームで集まり仮説検証を繰り返しながら改良を重ねます。そして10月の全国大会本番!自分たちで開発したロケットで、競技に望みます。

5月 任命式  5月 全国大会見学
6月〜9月 モデルロケット開発 8月 打ち上げ大会
10月 全国大会出場! 11月 修了式


2021年、第5期参加学校決定!

2021年、この取り組みは今年で6年目。昨年はコロナウィルス感染拡大の影響で休止しましたが、今年度、また新たに、第5期生となる参加校を募集し、以下の3校に決定しました!

  • 愛知県立岡崎北高等学校
  • 浜松聖星高等学校
  • 福岡県立三池工業高等学校

まだまだ進化を続けるGirls' Rocketry Challengeにご期待ください!


お問い合わせ

株式会社リバネス 教育開発事業部 (担当:前田、伊達山、海浦)
電話:03-5227-4198  E-mail:[email protected]