【ボーイスカウト日本連盟主催】山口県周防大島にて海ごみの一斉清掃活動を実施しました【セブン-イレブン記念財団 協賛】
株式会社リバネス(本社:東京都新宿区、代表取締役社長COO:高橋修一郎、以下「リバネス」)は公益財団法人ボーイスカウト日本連盟(東京都杉並区、理事長 水野正人)が実施する循環型社会を目指す環境アクション「プラごみバスターズ大作戦」における教育プログラムの企画開発に携わってまいりました。
この度、山口・周防大島にて、「海ごみ・プラごみの地域課題を何とかしたい」という思いのもとで集った山口県大島郡周防大島町、屋代島さとうみネットワーク、大島商船高専、株式会社ピリカ、ほか地域の方のご協力で、周防大島町 真宮島付近の砂浜で海ごみの一斉清掃を企画、10月16日(日)に実施いたしました。
本活動は、山口県岩国市、柳井市を中心に活動するボーイスカウト 85名と、活動に協賛するセブン-イレブン記念財団、セブン-イレブンジャパンより 48名、地域の協力者 31名の合計 164名が参加しました。
受付の様子
当日はボーイスカウト日本連盟の松平委員長進行のもと、周防大島町長による活動激励のご挨拶から始まりました。
周防大島が取り組むべき海ごみの問題について触れ、人々のごみに対する意識の変化によって美化していきたいという思いを語っていただきました。
関係者からも一言ずつご挨拶と意気込みをいただき、活動をスタートしました。
周防大島町長による激励のご挨拶
開会式の様子
清掃活動では抱えきれないほどの大きな発泡スチロールの漂流物から、砂と見紛うほど小さくマイクロプラスチックになってしまいそうなプラスチック片まで、さまざまな物が拾集され、果敢なボーイスカウトとセブン-イレブン関係者、そして地域の方々で協力して清掃活動を行いました。
拾集場所への移動
ボーイスカウト、セブン-イレブン関係者、地域の方々が共にごみを拾う様子
また、周防大島で清掃活動を行う最大の理由である「牡蠣パイプ*」も多数発見され、参加者はプラごみとは別に拾集を行いました。
*牡蠣パイプ…筏(いかだ)から牡蠣種苗を下垂する手法の牡蠣養殖に使用される、種苗同士の間隔を一定以上保つためのパイプ
分別の様子
分別の際は、ABCで分けたエリアごとにプラごみと牡蠣パイプの数を集計しました。その後小休憩を挟んで待ち構えていたのは牡蠣パイプの色分けゲームです。
株式会社ピリカの協力によって、牡蠣パイプは洗浄と加工のプロセスを経て買い物カゴへと生まれ変わります。美しい色の買い物カゴへと生まれ変わらせるため、赤、緑、青、その他の色の牡蠣パイプを仕分けること500kg以上。
参加者の多大なる協力によって仕分けを完了することができました。
株式会社ピリカ社長小嶌様より牡蠣パイプの色分けゲームを解説する様子
牡蠣パイプ色分けゲームの様子
閉会式では、ごみの総収量を株式会社ピリカ社長 小嶌様より発表。
その量はなんと、金属や瓶、大きな発泡スチーロールの塊を除くプラごみだけで45Lごみ袋69袋、牡蠣パイプが7袋におよびました。
小嶌様より総収量発表
最後に、ボーイスカウト日本連盟理事の浦田様より景品の紹介と贈呈が行われました。
景品はボーイスカウト日本連盟が用意したトングやテキストに加え、山口県 廃棄物・リサイクル対策課からいただいたエコバッグとなど計6点が参加者全員へと配られました。
ボーイスカウト日本連盟理事 浦田様より景品贈呈の様子
本活動が、ボーイスカウトの子どもたちにとって地域で働く人々や地域に暮らす人々と共に地球環境のために行動をおこすような意識を持つ機会となっていれば幸いです。
リバネスは今後も、次世代の地球貢献型リーダー人材の育成に取り組んでまいります。
株式会社リバネス
担当:小山・藤田
TEL:03-5227-4198 MAIL:[email protected]