本プログラムでは、理工系に興味がある女子中高生を対象に、火薬で打ち上げるモデルロケット作りにチームで挑戦します。モデルロケット開発は、アメリカのSTEM（科学・技術・工学・数学）教育において広く取り入れられているプログラムで、日頃学んでいる物理や数学などを活用して実践でき、かつ高い安全性も証明されています。また、内閣府男女共同参画局の女性活躍・男女共同参画の重点方針（女性版骨太の方針2022）においても、理工系分野への進学を選択する女子学生の支援や理工系の学びや分野選択の促進が国の取り組みとして挙げられており、女子学生へのSTEM教育が必要とされています。

Girls' Rocketry Challenge（GRC）では、参加チームそれぞれが切磋琢磨しながらオリジナルのモデルロケッ ト開発に挑戦します。この取り組みは今年度で第7期目を迎え、この6年間の取り組みの中で全国から合計18校と100名の参加がありました。2022年度は感染症対策を行いながら、オンサイトにて実施してまいりました。今年度も第7期生となる参加校を3校募集します。モデルロケットの基礎講習とライセンスの取得から、2023年10月に開催される全国大会への参加まで、日本モデルロケット協会の監修、リバネスの指導、そしてロッキード マーティンの協力のもと、一緒に挑戦しませんか?

本プログラムでは講習や定期的な面談を通して、ものづくり、そしてロケットの打ち上げ技術（もしくは操作）に関しても一緒に学んでいくことができます。これまでモデルロケットに触れたことのない方も安心してご参加ください！

参加申し込みフォーム：https://lne.st/GRC2023

モデルロケットとは

モデルロケットは、火薬エンジンを使用して時速約180kmで大空高く打ち上がる模型ロケットです。世界では 50年以上の歴史があり、これまで5億回を超える打ち上げで無事故を記録しています。火薬エンジン以外は自由に作ることが可能で、安全な宇宙教育教材として世界的に親しまれています。日本では、特定非営利活動法 人日本モデルロケット協会が発行するライセンスを取得することで、誰でも打ち上げることが可能です。毎年3月、5月、8月、10月に国内の大会が開催され、夏頃にはアメリカ、イギリス、フランス、日本の4カ国が参加する世界大会も開催されています。

第7期プログラムスケジュール（予定）

モデルロケット全国大会とは?

モデルロケット全国大会は、毎年2回行われる大会で、全国からモデルロケット開発に取り組む人たちが参加します。

全国大会についての詳細は、日本モデルロケット協会ウェブサイトをご覧ください。 https://www.ja-r.net/rocketmeeting.html

第7期Girls’ Rocketry Challenge（GRC）募集概要

活動期間： 2023年6月-11月

募集校 ： 中学校・高等学校 3校（各校3〜6人の女子チーム）

参加費 ： 無料 （開発に必要な基本的な機材は支給します。ライセンス取得費用等もサポートします。各イベント会場への交通費は学校負担となります。）

設備条件： モデルロケット開発にあたり、学校のグラウンド等で打ち上げができることが望ましい。 

プログラム参加お申し込みフォーム：https://lne.st/GRC2023

申込締切 ： 5月26日（金） 18：00まで　※締切日が変更になりました。

※本プログラムは理工系に進む女子生徒を応援する目的のため、参加は女子生徒に限ります。

 ※募集地域は限定しておりませんが、各イベントの会場は関東地域となり、その際の交通費は支援対象外となります。

（参考）2022年度リリース

任命式：https://lne.st/2022/06/01/girls-rocketry-challenge2022_event1/

打ち上げ会：https://lne.st/2022/08/09/grc2022_midterm/

GRCの様子：日本ロッキード マーティン公式Twitter（#GirlsRocketryChallenge #GRC）

【お問い合わせ】

株式会社リバネス 教育開発事業部

担当：濱田、前田

電話：03-5227-4198 E-mail：[email protected]