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2025.09.02 お知らせ企業の活動健康教育プロジェクト

【実施報告】森村学園で健康教育プロジェクト実験教室「ひとりひとりの“健康”について考えよう」を実施しました

株式会社リバネスはアステラス製薬株式会社とともに2025年8月6日(水)、森村学園(横浜市緑区)で健康教育プロジェクトの実験教室「ひとりひとりの“健康”について考えよう」を実施しました。9:00–12:00の3時間で、4人班による実験、ゲーム、ディスカッションに取り組み、参加者が自分の健康を自分ごととして捉える力を育むことを目指しました。

本プロジェクトは、患者自身が意思決定を行い、望む「健康」の実現を支えるという考え方に基づいています。
当日は、森村学園から17人、羽田国際高等学校から7人の計24人(中学1年生〜高校2年生)が参加しました。

冒頭、アステラス製薬の河野さんから本プログラムの趣旨を説明しました。誰もが自分らしく健康に生きられる社会の実現に向け、患者が自らの意思で望む選択を行い、かなえたい「健康」を実現できることが重要であり、その後押しとして本プログラムを実施しているとお話しました。

 

Lesson1では、「人体の中で起きる現象の不思議」を手がかりに、ADME(吸収・分布・代謝・排泄)に関連する実験をしました。代謝ではカタラーゼ実験として豚の肝臓を用い、体内での酵素の働きを観察しました。排泄では濾過実験として家庭用濾過器(クリンスイ)でオレンジジュースを濾過し、腎臓の機能を観察しました。

 

Lesson2では、オリジナル教材「けんこうすごろく」に取り組みました。起こる体調不良や病気・怪我などの事象に対して行動を選び、宣言しながら進めました。自分の健康を維持するにはさまざまな選択の場面があり、日々の選択の積み重ねが健康をつくっていく、すなわち自分の「行動」が自分の健康をつくっていくことを体験的に学びました。

 

Lesson3では、「重い病気に向き合う時の自分を考えること」をテーマに、グループで意見交換を行いました。病気に対する考え方は人それぞれであること、病気と健康は意外とはっきり区別できないことに気づきました。

また、プログラム実施後にはアステラス製薬株式会社社員との座談会がありを行い、生徒たちはキャリアや仕事の内容について話を聞きました。

<実施概要>
• 日時:2025年8月6日(水) 9:00–12:00
• 会場:森村学園(横浜市緑区)
• 参加者:森村学園17人/羽田国際高等学校7人(中1〜高2) 計24人
• 体制:4人班構成
• 内容:ADMEに関連する実験、オリジナル教材「けんこうすごろく」、ディスカッション

本プログラムは、教員と連携し学校のカリキュラムに即して設計しています。教材提供のみで1コマからの実施など、事情に応じたアレンジも可能です。ご関心のある方は下記問い合わせ先までご連絡ください。

本件のお問い合わせ
株式会社リバネス 教育開発事業部
花里、大島、西村 [email protected]