「自分の興味との接点が見つかる体験企画の詳細が決定! (申込〆切9/30)~医学×工学で未来をひらけ!生命科学シンポジウム~」

11月29日に公益財団法人テルモ生命科学振興財団が開催する「医学×工学で未来をひらけ!生命科学シンポジウム」で実施予定の3つの体験企画の詳細が決定しました。医療・工学・生命科学の最前線に触れることができる貴重なプログラムです。生命科学のおもしろさ、複雑さ、そして医療へのつながりを自分の興味とからめて体験することができます。
3つの体験企画
1)自分の設計図を口からとりだせちゃう?〜DNAをみてみよう〜
2)うまくつかめる!?〜手術ロボットの操作に挑戦〜
3)化学反応で光を作り出せ〜光イメージングで生命の謎にせまる〜
1)自分の設計図を口からとりだせちゃう?〜 DNA をみてみよう〜
わたしたちが生まれながらに持っているDNA情報は、その後の生活習慣や環境によって、「DNA修飾」というしくみで、はたらき方が変化することがわかってきています。
一方で近年の調査では、中高生の約90%が日常的にストレスを感じていると回答しています。
本企画では、自分の口腔内細胞からDNAを抽出し、体の中で起こる変化を「自分ごと」にできるような体験を行います。また、運動や食事、睡眠などで日々変化するDNAの修飾状態を捉える最先端の感情モニタリング技術の研究について紹介します。生徒自身が気づきにくいストレスやDNAの変化を把握し、心と体のバランスを整える未来の可能性について考えるきっかけを提供します。
2)うまくつかめる!? 〜手術ロボットの操作に挑戦〜
1990年代から普及し始めたインターネットは、技術革新により大容量・高速通信を実現しています。近年は5G通信規格の普及により、IoT特にリアルタイムな遠隔外科手術の実現・高精度化が進んでいます。
手術支援ロボット「ダヴィンチ」はインターネット回線を通じて、遠隔でカメラやロボットアームを操作することができます。離れた場所から専門医が手術を支援することができ、たくさんの人命を救うことに貢献しています。
本企画では、実際の「ダヴィンチ」に近い働きを持った教材を利用し、遠隔手術を体験することで、その技術の進化を実感します。
3)化学反応で光を作り出せ〜光イメージングで生命の謎にせまる〜
本企画では、生命活動を支える化学反応の不思議を、実験を通じて楽しく学びます。生体内では、多種多様な化学反応が絶えず起こっています。分子のふるまいを光として“見える化”するイメージング技術は、がん治療における分子標的の探索や、脳の働きを可視化する研究などライフサイエンス分野でも広く応用されています。
当日は、研究現場で実際に使用されている本物の蛍光顕微鏡を使い、染色した細胞を観察する特別なプログラムも用意します。また、分子ロボットが未来の創薬をどのように変えていくのかについても紹介し、化学の力が生命の理解や新しい医療の可能性を切り拓くことを体感していただきます。
各体験企画の定員は30名になります。先着順になりますのでお早めにお申し込みください。
シンポジウム概要
イベント日程 | 2025年11月29日(土) 14:00~18:40 |
体験企画実施時間 (中高生対象) |
17:40〜18:20(40分間) ※体験企画は現地参加のみの企画になります |
場所 | TKP市ヶ谷カンファレンスセンター(新宿区) |
住所 | 〒162-0844 東京都 新宿区市谷八幡町8番地 TKP市ヶ谷ビル |
対象 | 中学・高校生(その他学生、保護者・学校教員等も 参加可、現地参加200名程度)オンライン参加も可能
※ 各体験企画は 定員 30名となります |
お問い合わせ | 株式会社リバネス 教育開発事業部 [email protected] 担当:花里、橋本 |
申込みフォーム | https://id.lne.st/project/terumo_sympo/regist/basic_info/1
※本お申し込みには、リバネスIDへの登録が必要です。 |