【実施報告】中高生がロケット開発に挑戦! Global Rocketry Challenge第10期任命式が行われました

2026年5月16日(土)、日本大学理工学部船橋キャンパスにて、Global Rocketry Challenge(以下、GRC)第10期の任命式が開催されました。特定非営利活動法人日本モデルロケット協会主催、リバネスが企画運営を担うGRCは、モデルロケットを題材に、中高生が正解のないものづくりに挑戦する教育プログラムです。本プログラムは、航空宇宙産業を牽引するロッキード マーティンが協賛として参画し、次世代が手を動かしながらSTEAM分野への関心を深める機会を提供しています。
2026年度は、茨城工業高等専門学校、敬愛高等学校、須磨学園高等学校、奈良学園登美ヶ丘高等学校、横浜女学院中学校高等学校の5校が採択されました。任命式には各校の生徒と教員が参加し、2026年10月10日(土)に開催されるモデルロケット全国大会に向けて、約半年間にわたる開発のスタートを切りました。

GRCでは、生徒たちはあらかじめ用意されたキットを組み立てるだけではなく、機体の重心や圧力中心の関係、エンジンの推力や高度の求め方などを自ら考え、モデルロケットの開発に取り組みます。採択校は、設計・製作・安全管理・打ち上げ・考察・改善の一連のプロセスを実践的に学びます。また、日本モデルロケット協会による技術的な助言や、リバネスと共にデータの扱い方・仮説検証の進め方に関する伴走支援を受けながら、全国大会に向けて試行錯誤を重ねていきます。
今回の任命式では、各校の生徒たちによる所信表明に加え、モデルロケットを安全に扱うためのライセンス講習会と、初回の打ち上げを行いました。所信表明では、「これまでロケット開発に取り組んだ経験はないが、新しい知識を学びながら挑戦していきたい」といった意気込みが語られました。
当日は、日本ロッキード マーティン代表の渡部達郎氏より、参加チームに任命証が授与されました。また、ロッキード マーティン副社長兼アジア・インド地域最高経営責任者のウィリアム・ブレア氏からは、生徒たちに向けて激励の言葉が贈られました。ブレア氏は、ロケット開発において試行錯誤を重ねることの重要性に触れながら、未知の課題に向き合い、自ら考え、挑戦し続ける姿勢への期待を語りました。GRCは、同社が手がける宇宙・航空分野のものづくりに通じる、仮説を立て、試作し、実験結果を検証しながら改善を重ねる考え方を、中高生が実践する機会となっています。

初めてのロケット打ち上げ後には、生徒たちが打ち上げの様子を振り返り、回収した機体の状態を観察しながら「より高く飛ばすにはどうすればよいか」「機体の滞空時間を長くするにはどんな工夫が必要か」といった問いを立て、早くも次回以降の開発に向けた議論を始める姿が見られました。今回の経験は、中高生たちにとって、モデルロケットを題材にものづくりの面白さと、探究することの楽しさに火がつく機会となりました。
リバネスでは今後も、企業が持つ技術領域や事業テーマを、次世代が実際に手を動かしながら学ぶ機会を創出してまいります。
〈体制〉
主催:特定非営利活動法人日本モデルロケット協会
協賛:ロッキード マーティン
企画・運営:株式会社リバネス
問い合わせ先
株式会社リバネス 教育開発事業部
担当:岩松、濱田、大島、徳江
TEL:03-5227-4198
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