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★挑戦、DNA鑑定～宇宙へ行った種子を探し出せ！～

2008年、国際宇宙ステーション（ISS）に半年間宇宙旅行をしたシロイヌナズナの種子から育てた植物体を使って、シロイヌナズナの種類をDNAの情報から見分ける、DNA鑑定に挑戦します。研究所の設備を活用し、植物からのDNA抽出、遺伝子を増幅するPCR法、DNAを切断する制限酵素処理など、DNAの配列を見分けるDNA鑑定実験を1から全て実践します。

実験の流れ

見た目では違いの分からない2種類の植物からDNAを抽出。

抽出したDNAをテンプレートに2 種の違いを見分ける遺伝子を増幅するPCR実験に挑戦します。

PCRにより増幅した遺伝子を制限酵素で切断し、DNAを鑑定します。

無事、鑑定に成功したら、宇宙種子をプレゼント。家で育ててみよう。

＜シロイヌナズナ＞

菜の花や大根と同じアブラナ科の植物です。一見地味な植物ですが2000年にすべてのDNA情報が解読され、モデル生物として植物研究をリードする生き物です。シロイヌナズナには様々な種類があり、今回はコロンビアとランズバーグという2種類を見分ける実験に挑戦していただきます。