TASUKI-襷-Projectの第六回共同進捗報告会を行いました!
次世代とともに水圏の生物多様性評価に挑戦するTASUKIプロジェクトにおいて、2025年8月26日に第六回共同進捗報告会を実施しました。今回は、各校の最新の研究進捗共有とディスカッションに加え、12月開催のScience Castle Worldで実施する特別企画の内容を参加校全員で検討しました。
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| 報告会の様子 |
今回の特別企画の議論では、魚を採取する際のガサガサ体験、研究で採取したプランクトンや魚を見分けるクイズ、タモ網や服装などの調査装備の展示などが提案されました!
【プロジェクト参画校の活動の様子】
| 東京都立立川高等学校
ヨシノボリ類の形態差や雑種化を定量的な形態測定で可視化する研究を進めています。現在の課題はサンプル不足で、今後は採集活動を強化し、エタノール固定による標本化と個体写真の記録を進めます。将来的には、河川ごとの形態比較分析と環境DNA解析との連携も視野に入れています。 |
| 東京都立武蔵高等学校
これまで進めてきた多摩川流域では、熱帯外来魚が見つからなかったため、研究方針を転換しました。新しい研究では、生活排水の合流点と本流との間で在来魚の魚相比較に焦点を当てています。排水合流地点での水温やCODなどの環境変化が、オイカワ等の特定の魚種の分布差を生むという仮説を立て、9月にも環境DNA解析と現地調査で検証を進めます。立川高等学校とのデータ連携も計画しています。 |
| 滋賀県立高島高等学校
びわ湖流域の石田川や和田内川でヌマチチブと在来ヨシノボリ類のすみ分け要因を探索してきました。昨年度と異なり夏季でもヌマチチブを検出する事例を確認し、地点によってCODがすごく高くなることも判明しました。今、秋〜冬に飼育実験と水質・環境DNAの時系列調査を実施予定です。 |
| 滋賀県立八幡工業高等学校
琵琶湖・西の湖におけるビワヨシノボリの通年滞在仮説を検証しました。7月の環境DNAで産卵期の検出を確認しました。プランクトン量増・歴史データも整理し、西の湖の富栄養化傾向を調べました。9月に水質・プランクトン・環境DNAの再調査で季節比較を実施予定です。 |
次回の報告会では、Science Castle Worldの特別企画について更に具体化しつつ、ポスター発表準備を進めていきます!
【TASUKI – 襷 – プロジェクトの概要】
| プロジェクト名称 | TASUKI – 襷 – Project |
| コンセプト | 地球と生きる、豊かさをつなぐ |
| 研究期間 | 2024年6月1日〜2025年12月31日 |
| 主催 | 株式会社フィッシュパス 株式会社フォーカスシステムズ 株式会社リバネス |
| アカデミックパートナー | 福井県立大学地域連携本部 龍谷大学生物多様性科学研究センター |
| プロジェクト参画校 | 東京都立立川高等学校、東京都立武蔵高等学校、 滋賀県立高島高等学校、滋賀県立八幡工業高等学校 |
| 研究成果中間発表 | Science Castle World 2025 2025年12月13日(土)〜14日(日)内を予定 |
※WEBサイト:TASUKI -襷- Project
【本件に対するお問い合わせ先】
株式会社リバネス
教育開発事業部
担当:橋本 光平、中嶋 香織
TEL:03-5227-4198 MAIL:[email protected]


